Staff
社員紹介
takahashi hatsune
髙橋 初音(タカハシ ハツネ)
/ 2024年入社
土木部
入社のきっかけ
「地域に寄り添って働く」という言葉を聞いて
純粋に心に響いた。
幼少期、海の近くで育ち、東日本大震災を経験しました。震災の恐怖とともに、復興に尽力する大人たちの姿が今でも心に残っています。多くの企業が協力し合い、堤防をつくり、街を再建していく様子を見て、「土木」が生活を支える重要な役割を果たしていることに気づきました。高校は、就職を見据えて土木科のある学校に入学しました。1年生の時に、地域企業の話を聞く機会があり、茨城県内で道路や河川、橋梁などの大規模な工事を手掛ける昭和建設の話が印象的でした。「地域に寄り添って働く」という姿勢に共感し、自然と昭和建設で働くことを目指すようになりました。インターンシップで、2年生は堤防工事、3年生で橋梁の基礎工事を見学し、昭和建設で働く意思を固めて入社しました。


現在の仕事
一つひとつ作業の意図を汲みとり、目の前の仕事に誠実に取り組む。
現在は、工事現場の写真撮影を担当しています。発注者様に工事の進捗や内容を分かりやすく記録する役割を果たしながら、現場の流れを掴むようにしています。写真はただ撮るだけでなく、画角やポイントを押さえることが求められるため、工事内容を理解することが大切です。また、測量も担当しており、高校時代の実習経験が非常に役立っています。
最初は、現場の用語を覚えるのが大変でしたが、少しずつ慣れてきました。例えば、物の長さを測るスケールはサイズごとに呼び名があります。他にも一輪車は「猫」、狭い土地の施工を「犬走り」と呼ぶなど、現場でのユニークな発見を通じて学ぶ楽しさを感じています。

仕事の面白いところ、やりがい
コツコツとプロセスを踏み、ゴールにたどり着くまでの挑戦が楽しい。
測量が楽しいです。高校時代の実習とは異なり、現場では高低差もかなりあるので、より難易度の高い測量に日々挑戦しています。
現在は野帳に数値を記録するのみですが、その数値を先輩社員がパソコンに入力し、設計図や施工図に起こしていきます。図面の起点となる重要な仕事に関われることが嬉しいです。測量は計測を重ね、何百メートルという距離を測ります。すべて測り終えたときには、一つのプロセスを完了させたという達成感を強く感じます。

成長したこと
先輩直伝の裏技で、速く、正確に測量することができるようになった。
測量作業で、現場での経験を積み、スピードが向上しました。学生時代は機械の位置を合わせるのに1分程度かかっていましたが、現在は約30秒で済むようになりました。先輩方はさらに速く、20秒程度で対応しています。以前は脚で位置を合わせていましたが、先輩からネジを使った方法を教わり、スピードが格段に向上しました。
測量はチームでの共同作業のため、先輩の技術を学びながらさらに技術力を高めていきたいです。


今後挑戦したいこと
技能を高めて、いつか茨城県のシンボルになる構造物をつくりたい。
昭和建設には女性で所長を務めている方がいます。将来は、私も自らが所長を務める現場を担当したいと考えています。そのためには、まず、あらゆる工事を管理監督できる知識と技能を身につける必要があります。現在は、施工管理技士2級の取得を進めているところですが、最終的には施工管理技士1級の資格取得を目指したいと考えています。
そして茨城県のシンボルとなるような構造物をつくってみたいですね。
職場も女性が活躍できる現場であって欲しいので、環境面も考えていける人材になりたいです。